「小規模企業共済制度」とは、小規模企業の個人事業主または
会社等の役員が、事業を廃止した時や役員を退職した時に、
積立てていたお金を退職金として受け取れる制度のことです。
しかも毎月の掛け金は全額所得から控除されます。
月々の掛け金は最大70,000円まで積み立てができます。
つまり年間で最大840,000円も控除を受けることができます。
受け取るときには税金がかかりますが退職所得扱いになり
通常よりは税金が安くなるようです。
毎月の掛金は1,000円から70,000円までの範囲内(500円単位)で
選べます。
途中の掛け金の変更も可能です。
加入できる方
常時使用する従業員が20人以下(商業・サービス業では5人以下)
の個人事業主及び会社役員
事業に従事する組合員が20人以下の企業組合の役員
常時使用する従業員が20人以下の協業組合の役員
常時使用する従業員が20人以下であって、農業の経営を
主として行っている農事組合法人の役員
以下は注意点です。(結構記載されていないサイトが多いです。)
掛金払込み月数が6か月未満の場合は掛け捨てになります。
掛金納付月数が240か月(20年)未満の場合、受取額が
掛金合計額を下回ります。
所得が増えてきた方は将来の積み立てとしてこの制度を利用
してみてはいかがでしょうか。
小規模企業共済制度
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